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【第2回勉強会/グループワーク(9)】
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活動報告:目次
  1. プログラム
  2. 会頭講演
  3. グループワーク
  4. アンケート
2003.1.26「頭の中をPOSに!」(第2回)

各グループのSOAP発表集

各グループで最後にまとめたSOAP分析を、こちらに集めて掲載しました。
同じ模擬症例の患者さんに対して、アプローチはさまざまでした。


<Aグループ>
Problem#1:お腹のゴロゴロ感についての不安感
S: このゴロゴロ感はどうにかならないの?治らないの?
O: プルゼニドで便通OK。ゴロゴロすることは体に悪い サインだと思っている。
A: お腹のゴロゴロ感は正常と思われる。(不安感は薬識の違いによる)
P: お腹のゴロゴロは腸が動いている証拠です。
お腹の症状についてDrと相談してもらう。

Problem#2:眠剤の併用について
A: 不眠の原因はお腹のゴロゴロ感によるものと思われる。
P: 次回、大学病院の眠剤の減少の行方の確認。

<Bグループ>
#大建中湯の服用について
S: お腹がごろごろして集中力がなくなる
O: 漢方服用しても症状が変らないと思い込み、 コンプライアンス悪い
A: 今の状態を改善する事は無理でも、服用する事で悪化を防げる
P: 患者に病識を持ってもらい、ごろごろとうまくつきあうように説明する。(病識については医師に説明してもらうように話す)

#ガスコン。コンビチームのコンプライアンス不良について
S: 一日中お腹がごろごろして気分が不快
O: 食事が1日2回のため、ガスコン。コンビチームが 1日2回しか飲めていない
A: 昼の分を服用する事で、ごろごろ感が改善するかも。
P: 食事とれない時でも、まずは薬を3回飲んでみてください。

#生活習慣の改善
S、O: 上記に同じ
A: 胃潰瘍やイレウスに対する病識を持ってもらい、1日3回の食事をとるという生活習慣の改善でごろごろの改善に繋がるのでは?(それにより、CPの上昇もみられるのでは?)
P: 1日3回、食事するように。

<Cグループ>
#1.漢方の服用方法に対するケア
S/O: 入れ歯に挟まって飲みにくい。
A: 服用法の説明不足
P: お湯に溶かして服用してみるよう、説明。
→次回服用状況チェック

#2.ゴロゴロ感改善のために
S: ゴロゴロ感が取れない。薬を飲んでも変わらない。
O: 食事が1日2回のため、1日2回の服用
A: 食後でないと服用してはいけないと思っているのでは?1日2回では効果が出ていないのでは?
P: ガスコンは食事に関係なく1日3回服用してみるよう、 説明

#3.副作用に対する不安感
S: 1日3回、飲み続けて副作用はないの?
A/P: ガスコンに対しては、1日用量と薬の作用を説明して 不安を取り除く

#4.医師とのコミュニケーション
S: 1日2回しか服用していないとは医師に言っていない。効き目がないと医師に文句を言うことはできない。
O: 治療の効果に対して医師に何か言うことは、「文句」と 感じていて言えない。
医師に対して遠慮している。
A: 「文句」ではないとお話する必要がある。
治療上必要なコミュニケーションだと理解してもらう必要がある。
P: 医師もよくなって欲しいと思って処方しているので、効き目に対してお話ししても、悪くは思わないと思います。「文句」と捉えずに、次回受診のときお話ししてみて下さい。

<グループワーク>
  1. 模擬症例
  2. グループワークの進め方
  3. ワークの記録
    (1)Aグループ A-1(前編)A-2(後編)
    (2)Bグループ B-1(前編)B-2(後編)
    (3)Cグループ C-1(前編)C-2(後編)
  4. 各グループSOAP発表
  
(2003.2.1.掲載)

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